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山岳地帯でドローンの輸送実験
ドローンを使って車が使えない山岳地帯の山小屋などに物資を輸送する場合の課題などを検証しようという実験が、白馬村で行われました。
実験は、白馬村の山小屋の運営者などが国の補助を受けて行いました。
22日は、標高1500メートルから1850メートルの間のおよそ1キロの距離をドローンに最大で8キロほどの荷物を載せて飛行しました。
その中では、標高が高く平地とは違う風が吹く山の中でも安定した飛行ができるかや、バッテリーがどの程度消費されるかなどについて、数値を一つ一つ確認して記録していました。
22日の白馬村は晴れて風もあまり強くなかったため、安定した飛行ができたということです。
実験の主催者によりますと、山小屋への物資輸送は現在ヘリコプターを使っていて年間およそ1000万円の費用がかかるということで、今後も実験を続け、来年夏までにドローンによる輸送事業を始めたいとしています。
実験を主催した一人の石野真さんは「ドローンが山で物資を運ぶ実験はこれまでほとんどなかった。コスト面の検証なども重ねて事業として始めたい」と話していました。
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